外壁塗装業者を選ぶポイントは?
「外壁塗装業者選びもきちんと選ばないと危険、信用できる業者を選ばないと思わぬトラブルの原因になります。そんな外壁塗装業者選びの時のポイントとは一体どんなものがあるのか?それについてご紹介いたします。」
・外壁塗装業者選びは慎重に!
家の美観はもちろんですが、さまざまな機能性も重視されている外壁塗装、それはけして安いリフォームではなく、また長い期間その塗装に家を守ってもらうことになるので外壁塗装は本当に重要なこととなっています。
そんな外壁塗装、実は悪徳業者も多いので注意したいところ、そういう業者に騙されないように適切な知識をつけて、きちんとした優良業者を選ぶためにも知っておきたいことを紹介いたします。
外壁塗装業者は何故悪徳業者が多いのか?これには理由があり、実はこの外壁塗装には、定価というものが存在しないです。
外壁塗装の内訳は塗料代、人件費、足場の設置、解体費用などさまざまな要因があって業者によって諸経費が異なります。
そのため相場がはっきり決まっておらず、言えることは大体塗料はこれくらいの金額である、というところしかはっきりとわからないのです。
そして使用する塗料のクオリティや外壁の劣化具合によっても変わってきますので、本当にこの値段!というのは存在しないものとなっています。
また塗装工事は品質の判断が難しく、プロの目でも数年後の塗膜剥がれでようやく気付くなど、実は質の低い工事だったというのがあとでわかるケースもけして少なくはないです。
プロの目で見るとわかる範囲の施工の手抜きもありますが、基本的に素人の目からみるとそれは非常にわかりにくく、判断が難しいです。
そして何よりもこの外壁塗装は飛び込みで営業しやすいもの、劣化の具合は外から見えてしまうので、突然営業にきて雨漏りや老朽化のことを話して不安を煽り、そのまま無理に契約にこぎつけようとする業者もいます。
こうしたリフォーム業者による消費者トラブルの相談件数は一日に15件以上寄せられており、特にいまは家に人がいることも多いのでさらに増加傾向にあります。
確かに外壁塗装は大事ですが、そんな悪徳業者に任せてしまうと折角の外壁を余計駄目に去れてしまう場合があるので要注意です。
では悪徳業者に騙されないようにするにはどうしたらいいのか?これらを見極めるポイントはあります。
まず資格、建築業許可を保有しているかどうかの確認が必要です。
現状ではこの外壁塗装業者は資格を保持していなくても運営できてしまうというのが現実、しかしきちんとしたところは資格所持者をスタッフとして雇っているもの、まずはそれを確認しておくのがおすすめです。
また工事の期間が極端に短い場合も注意、工事スケジュールは基本的に一週間が短い場合、長いと一ヵ月以上かかることもあります。
極端に短く設定されている場合は手抜き工事をされる可能性があるので要注意です。
次に見積書の確認、外壁塗装は下地調整をしてからその後三度塗りという工程を行います。
これはひび割れを防止したりするのに大事な工程、丁寧な業者の場合は四度塗りを推奨するところもあります。
これを見積り段階で確認、「一式」と略されている場合もごまかされないようにきちんと工程を聞くようにしなければならないです。
もし難しい場合でもリフォーム例の資料などをみせてくれるので、そうした資料を参考にしていくのがおすすめとなっています。
そして最後に工事中にその様子を見せてもらえるか訪ねる事、マナーや技術のある職人の場合はこれを嫌がりませんが、素人による手抜き工事をしている業者の場合はしぶります。
ですがこうしたことはあまり機転がきかないもの、実際もっと機転のききにくい高齢者の方々が悪徳業者につかまりがちです。
そのため家族みんなで目を光らせ、悪徳業者から身を守り、適切な業者を選ぶようにしなければならないです。
・アフターサービスは充実している?
こうした外壁塗装工事などは、優良業者であっても施工不良が起こる場合もあります。
外壁塗装は季節や天候にも左右されてしまうもの、そのため状況によってはどうしても不備が生じてしまう場合もあります。
乾ききらなかったところが剥げてしまったり、雨が続いていて上手く施工が捗らなかったり、できるだけそんなことがないようにしていますが、起こる時は起こってしまいます。
ですが優良業者の場合、施工不備があるときに備えてきちんと保証をしてくれています。
メーカー保証、工事保証など、消費者側を守るための保証はあるもの、こうしたものをきちんと適用してくれる業者を選ぶのが安心です。
またアフターフォローについても充実しているところを選ぶのが重要、施工不良、不備は基本的に業者サイドの責任、そのためそれをカバーできるようにシステムを作って置くのが優良業者です。
それも無しでやるだけやってそのまま放置、という業者は悪徳業者の可能性があるので断るようにしなければならないです。
暮らしを支える家のことなので、慎重になりすぎるくらいでちょうどいいものです。
そのためもし外壁塗装を依頼する場合でも、一社だけではなく複数社から見積りを出してもらい、一番納得のいく業者に施工を依頼するようにするのが望ましいです。
またそうした業者を複数訪ねていると、自然にさまざまなサービスが見えてきます。
雨漏り診断や外壁塗装の実績、ローンの相談など消費者側にとって嬉しい提案を複数兼ね備えている業者もあるもの、アフターサービスも勿論重要ですが、他の部分でも家のサポートしてくれる業者は違う部分でも頼れる存在になるので、長いお付き合いができる存在になります。
・こういう営業文句には要注意です!
悪徳業者はとにかく早く契約をとって早く施工、そしてお金をもらって退散したいもの、そんな悪徳業者の手口は大体きまっています。
たとえば塗料の寿命はいずれも長くて20年程度。、それを妙に長い寿命を提示してくる場合はかなり怪しいです。
いまのところ、20年でも難しい塗料の寿命、それ以上年数を軽々提示してくるところはまず悪徳業者とみて間違いないです。
次に不安を煽るような発言、ただただ家の老朽化について煽ってきて、契約を急かしてくる場合は危険です。
優良業者の場合はそんな不安を煽るようなことはせずに、もっと適切な対応をしてくれます。
また資格や建築業許可についてもきちんと提示してくれますので、まずそれの提示をお願いするのが一番です。
そして次に、三度塗りのところを二度塗りで終わらせられます!というのもずさんな工事をしますといってるのと同じこと、外壁塗装業者に迅速さ、簡単さを求めるのは適切ではなく、長く住む家である以上丁寧な仕事をしてくれる業者を選ぶのが望ましいです。
外壁塗装は本当に大事で、使う塗料によって暮らしやすさが随分変わることもあります。
地域によっては天候に耐えうる外壁を作るためにも外壁塗装は非常に重要、そのため手抜きは許されない工事なのです。
そのため甘い言葉や不安を煽る言葉、また極端に早い施工を申し出てくる業者は要注意、外壁塗装をお願いする場合は複数の業者に見積りを自分から求め、しっかり話を聞いた上で納得のいく業者にお願いするのをおすすめいたします。
いい外壁塗装業者に巡り合えるとその後の他の部分のリフォームの時も強い味方になってくれますので、最初の業者選びはとても大事なものだとわかります。